貧乏女子と金持ち姫の鹿児島県指宿市『低予算旅行』観光地 鰻池編♯5

城山 椎菜(しろやま しいな)】

・貧乏の家庭に生まれ、その血脈を受け継ぐドケチ女子。あやねに貧乏の大変さをわからせるために、低予算旅行に誘う。旅行は主に『観光』に主軸を置き、移動はもっぱら電車か徒歩。タクシーを嫌う傾向にある貧困女子。自身がフリー素材であることに引け目がある。

 

出水 あやね

・お金持ちの家に生まれ、苦労知らず。椎菜と価値観がだいぶ違う。同じ高校の椎菜とは価値観が違いすぎて、逆に面白いと感じ、今回の貧乏旅行に参加した。しかし椎菜のあまりのお金の使わなさに困惑している。自身は『オリジナルキャラ』であるのに対し、椎菜が『フリー素材』であることを密かにディスる。


さ、『鰻池』についたわよ。

ウナギたべたいよ~。

残念ながら、ここにはもうウナギは売ってないみたいね。

えー!そうなの!?

ここはどちらかといえば、温泉がメインの観光地みたいね。

緑に囲まれていて、民宿もあるからのんびりできそうだね。

こういうところで時間を忘れて日々の疲れを癒すのもいいわよね。

今日はもちろん、ここに泊まるんだよね?

なにいってるのよ。今日は駅前の安ホテルに泊まるの。

え、だってこっちの民宿のほうが安いかもしれないでしょ?

駅前のホテルは、わたしの親戚の友人の知り合いが経営者と同じ柔軟剤使っているという縁で、特別に安くしてもらっているの。だからそっちに泊まりましょう。

どんだけ節約したいんだよ。ってか、同じ柔軟剤使ってるだけで、なんで安くなるの!?

この『殿様湯』は入浴料が300円みたいね。優秀な水質らしくて、なんと飲用できちゃうみたいよ。

ふむふむ。あたし、温泉入りたい。

さらに、こことは違った場所にある『区営の公衆浴場』ならなんと『200円』で入れるみたいね。

おぉぉ~!安い!ねぇ、いこーよー!

200円』か。たしかに安いわね。

でしょ、でしょ!あたし、温泉入って足の疲れを癒したい。さっそくいきましょ~。

なにいってるのよ。お風呂ならホテルに帰って入れるでしょ。ここで入ってしまうのはもったいないわ。

えー、2回入ったっていいじゃん。

なにをおそろしいこといってるの!そんなの散財よ、散財!これだからお金持ちは、まったく!

(これだからフリー素材は、まったく)

自然と温泉に囲まれた魅力あふれる土地よ。とにかく水がきれいだし、きっと美容にもいいかもしれないわね。

そう思うんなら、どこか寄ってもよかったんじゃない?

わたしたちの旅行はあくまで『低予算』よ。そこを忘れないで。

(今度パパに連れてってもらおーっと)

さて、次は日本最南端の駅『西大山駅』を紹介していくわよ。最南端の駅から見える風景はいったいどんな景色なのか!?近くにコンビニはあるのか!?キオスクはあるのか!?

おぉ~!すごく気になる。

それではまた次回会いましょう~!

貧乏女子と金持ち姫の鹿児島県指宿市『低予算旅行』日本最南端駅編♯6
貧乏女子『城山椎菜(しろやま しいな)』と金持ち姫『出水あやね』がお送りする、鹿児島『低予算旅行』。JR最南端の駅にやってきたふたりは、そこで見つけた『願いが叶う黄色いポスト』にどんな願い事をしたのか!?

画像提供

鹿児島の歩き方 観光ガイド情報
鹿児島県の歴史や自然、観光地を紹介します

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました